万能果(ばんのうか)
シーベリーとは?

名称 学名 Hippophae rhamnoides L. グミ科
日本名 Seaberry(シーベリー) 英名 Sea Buckthorn
独名 Sanddorn 蘭名 Duindoorn 仏名 Argousier
フィンランド名 Tyrni(トュルニ) スエーデン名 Havtorn
ロシア名 Oblepikha(オビルピーハ) 中国名 沙棘(サジー)
原産地 中央アジア原産
自生地 ユーラシア大陸中央部から中国、ヨーロッパの広範囲地域
木の特徴 樹高2〜3mの独立性で、枝葉は細く銀葉で枝垂れ柳ににている。
雌木と雄木(♀♂)があり、栽培では混植が必要となる。野生種は
トゲが多く鋭いが、近年改良された栽培種はトゲが少なく収穫しやすい。
通常、黄色からオレンジ色の実を着けるが、最近は赤味の多い品種もある。
根の特徴 根粒菌(フランキア)が根に着生するため、窒素を固定し、痩せ地や
荒れ地にも植えることができる。マメ科植物と同様、土壌を肥沃
にする効果がある。(根頭ガン腫病と間違えられやすいので注意する。)
栽培地 -40℃〜+40℃地帯まで栽培可能といわれている。名称が示すとおり、砂地や礫をふくむ排水の良いところを好み、粘土質や赤土のような土壌では生育が良くない。ロシアが自由主義国家となって、その効果が一層明らかになり、ロシアは勿論、中国をはじめカナダ、北米、ヨーロッパ各国が競って産地化している。

<参考リンク>
「新しい小果樹ヒッポファエ栽培マニュアル」 (PDF)
独立行政法人 農業技術研究機構 北海道農業研究センター 石井現相 著

新しい小果樹  Hippophae rhamnoides L.(ヒッポファエ)

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