万能果(ばんのうか)シーベリー
栽培方法

栽培地 -40℃〜+40℃地帯まで栽培可能といわれている。名称が示すとおり、砂地や礫をふくむ排水の良いところを好み、粘土質や赤土のような土壌では生育が良くない。ロシアが自由主義国家となって、その効果が一層明らかになり、ロシアは勿論、中国をはじめカナダ、北米、ヨーロッパ各国が競って産地化している。
栽培方法 好適土壌は、有効耕土40cm、土壌PH5.5〜7.0、植え付け前に有機質、化学肥料などを
よく土と混ぜ、相当期間土壌を落ち着かせてから植え付ける。苗木は一年間養成した方が
安全である。(市販の園芸用土 7:川砂 3)

●直接畑に植えずに、鉢などで1年間養成してから植えましょう。
 →養成 →定植

植え付け間隔は列間2m X 株間1mでもよいが、機械を園地に入れたりするには列間3〜4m X 株間1.5〜2.0mはほしい。無農薬栽培で生産可能。実が多く着き、枝が折れるため適当な間引き剪定が必要となる。鳥害は無いので、防鳥対策は今のところ必要ない。
収穫方法 秋〜晩秋に収穫する。冬になっても実は落ちない。極寒地では凍結させてから揺すり落とす方法もある。

<参考資料>
「新しい小果樹ヒッポファエ栽培マニュアル」 (PDF)
独立行政法人 農業技術研究機構 北海道農業研究センター 石井現相 著

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